2012年7月7日土曜日

ポーランド、ポズナンを旅行するときにおすすめの本


ポズナンに実際に旅行をするまでは、おすすめの本などないと思っていました。

聖ヨハネ祭(Noc Kupały)に参加しようと思ったときに、信頼出来るソースはなにかないだろうかと考え、

紙媒体の情報を探してみたのですが、ポズナンに関するまとまった情報が載っているものはほとんど

ありませんでした。書店で入手できるポーランドに関する日本語の旅行本は、私が知る限り

「地球の歩き方」ただひとつで、しかもその中にポズナンに関する記述は3ページしかないのです。

もちろん聖ヨハネ祭のスカイランタンイベント(Noc Kupały)に関する記載もなし。

今年は本当に開催されるのか?何日に開催されるのか、などがわからず、とても不安でした。


そんなわけで、あまり紹介できる書籍自体がないのですが、それでも現地に行ったときに

あってよかったなと思ったのでいくつか紹介をしたいと思います。



1,地球の歩き方「チェコ ポーランド スロバキア」


私が知る限り、ポーランドの観光情報が日本語で載っている唯一の本です。

フランスやドイツは1冊で1国なのに、3国で1冊にまとめられているところがちょっと悲しいですね。

正確に言うと、同じ地球の歩き方の「東ヨーロッパ」編にもポーランドの情報は載っているのですが、

それはさらに複数の国がまとめられてしまっているわけで、ガイド本をなにか買うなら消去法で

これしかないという感じです。


内容は・・ポズナンに関しては3ページしか書いていないし、地図も範囲が狭くて大聖堂も

聖ヨハネ祭スカイランタンイベントの会場の聖ロフ橋(Most świętego Rocha)も載っていなくて

散々な扱いなのですが、でも、何かしら日本語の情報があるというのは安心できたので、

旅行慣れしていない私にとってはあってよかった本です。



2,旅の指さし会話帳「ポーランド」


地球の歩き方を買ったときについでに買っておいた本なのですが、結果的に現地で一番役に立った

のはこの本でした。ポーランドは日本と同じくらい英語が通じません。

若い人は日本同様、ハイスクールで英語を学んでいるので通じる可能性もあるのですが、

ある程度年配の人とかはまず無理です。なので、最低限必要なことを聞くことができるように、

ポーランド語の本は持っておいたほうがいいと思います。


この本のいいところはたくさんあるのですが、まずは日常の観光時のコミュニケーションに必要な

フレーズをかなりいろいろ収録しているところ(特によく使うものは「別記事」でまとめてみました)、

そして巻末に載っている「日本語→ポーランド語」「ポーランド語→日本語」の簡易辞書のような

ものが結構便利なこと、さらに薄いのでベルトの部分に挟んで持ち歩くこともできるところ(笑)

最後のは、あまりに使うので、バッグにしまうのが面倒でついにはベルトに挟んで持ち歩くはめに

なったのですが、まぁ私は相当使いました。



3,lonly planet 「Poland」


英語のポーランド観光本です。もう日本で手に入るポーランド単独のガイドブックは英語のものしか

ないのです。さすがに旅行時にこれは持って行きませんでした。なので一応紹介という程度。

今見てますが、英語さえ苦にならないならガイドブックとしてはこれが一番よいかもしれないですね。

ポズナンに関しては13ページ割いて記述しているし、地図も広域地図と、観光のメインである

旧市街の詳細地図の2つがきちんと載っています。通りに関する書き込みが甘いのは難点ですが。


今更読んでますが、これ、かなりきちんと書かれてますね。私が実際に行った「地球の歩き方」に

載っていなかった公園や博物館に関してもしっかり記載しているし、聖ヨハネ祭のスカイランタン

(Noc Kupały)そのものの詳細情報はないまでも、イベント情報の中に聖ヨハネ祭の記載もあります。

他、レストランに関しても別記事で書いたStary Browar(ポズナンのデパート)のフードコートや

Post Office Cafeなどもおさえてあって、かなり網羅性が高いと感じました。

ということで、英語であることと写真がほとんどないことを除けば、書店で手に入るガイドブックの

中ではこれが一番かなぁと思います。



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